塾生向けメッセージ(7月)-24,25,26,27

メッセージ-27「考えておきたい自動化と仕組化」

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自動化させる際の注意点
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あなたは、自動化ということを聞いて、どう感じますか?

怪しい? 
それとも、羨ましい?

ビジネスを大きくしていく上では、どんな業種業態であっても、自動化をしていく必要があります。

例えば、
マクドナルドの社長は、店舗に来てハンバーガーを焼いているでしょうか?

おそらく、バイト君が焼いているのであって、社長ではないはずです。
では、そのバイト君は、ハンバーガーの焼き方を研究したり、改善したりするでしょうか?

もちろん、研究しませんし、変えることもありません。
だからこそ、バイト君でもハンバーガーを焼くことができるのです。

これは、マクドナルドが決まった形
:自分たちの勝ちパターンを持っているからこそ、アルバイトに任せることができているのです。

これが「自動化」です。

多くの人は、自動化というと、機械やツールに任せることをイメージするでしょう。
確かにそれも、自動化の1つです。

しかし、
それは、あくまで自動化の1つであってすべてではないのです。

だから、バイトやパート、外注にお願いしても、
「高いレベルで“出来上がり”を再現する」ことを可能にしなければならないということです。

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書類の手作りから始めよ
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では、私の場合、たとえば書類や文章は、どのように“自動化”しているのか?

はじめの1つだけは、完全に手作りです。

そして、1回で終わりにさせることはなく、手作りした成果物は保存します。
そのことによって、すべて資産にできるのです。
要するに、「使い回す」のです。

ここが自動化させるコツでもあります。

なぜなら、自動化というものは自分の勝ちパターンを、何度も同等のレベルで再現することです。
でなければ、信頼をかち取り、信用を維持継続することはできません。
ましてや、お金を生み出すことはありません。

だから、ポイントは「自分の勝ちパターン」です。
この部分が、非常に重要です。

他人の勝ちパターンではないということです。

他人の成功話にフラつくのではなく、まず自分の勝ちパターンを明確にし自動化の種を作ってください。

そうすることで、パソコンに向かっていちいちタイピングするという、
労働から解放されるでしょう。

そのようにして、自由に使える時間を手に入れながら、未来に時間を投資していくことが可能になります。

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仕組み化の前提
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これは、仕組み化も同じイメージです。

・組織
・リーダーシップ
・ビジネスモデル
etc…

色々あると思いますが、仕組み化を勘違いしてしまうと、労働時間ばかりに支配されることになります。

先日も高名なインターネットコンサル氏が、仕組み化を謳い文句に労働を虐げる提案をしていました。
それは、フェイスブックに毎日記事を更新したり、
メルマガでメッセージを送ることが仕組化になるというのです。

ただ、このようにネットやツールを使うことが仕組み化と誤解している人があまりにも多いのです。

単に、ネットを使っているだけで、毎日飛び込み営業しているのと変わりありません。

これでは、仕組み化とは呼べません。

仕組み化とは、自分が労力をかけずとも、勝手に売上げが上がるものを仕組み化と呼びます。

自動化のさらに上を行く概念です。

簡単に言うと、
スイッチを押したら、各パーツが自動で動き出し売上げが勝手に上がる:
それが、「仕組化」です。

だから、
それが実現できれば、機械やツールでなくともいいというわけです。

仕組みとは、昨日今日入ったバイト君でも、マニュアルを見れば作れるところまで簡略化することです。
となると、そのハンバーガー屋さんは、「人を採用する」ということが、事業のコア業務になっていくのです。

このように、
バイトやパート、外注先であっても「高レベルの成果物を再現できる」ことが売りなのです。
そして、そのところまでマニュアル化され、自動化されていてはじめて、
仕組み化ができていると言えるわけです。

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マーケティングの仕組み化
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それを抑えた上で、
マーケティングを実行していくための仕組みをどう構築かするか
についてお話していきます。

簡単に言うと、マーケティングの仕組み化とは、労働からの解放です。

要するに、先ほどの「人を採用する」というような、
始めに押すスイッチは、労力で押すしかありません。

ですが最終的にマーケティングでは、
・広告を出す
・広告で推す
・広告で推しまくる
ことを考えないといつまで経っても労働から解放されることはありません。

だから、
マーケティング行動の自動化を目指す、
あるいは、
仕組み化を構築したいと願うのであれば、

広告を出しまくる前提で業務を行う必要があります。

その前提がなく業務を行ってしまうと、仕組化と言いながら労働に支配されることとなります。

・ランディングページを作成する
・無料オファーを用意する
・ミドルエンド商品としてのイベントを準備する
これら一つひとつは用意するのが大変です。

ですが、これを結びつけて、活きた仕組みにするのは、
マーケティングにあっては、広告をするということなのです。

これら一つひとつが、実は広告の要素で出来ています。

ですから最後は、労働から解放され、大変さから解放される前提ですべてを構築してください。

そうすることで、最初のインプットだけで、売上と自由な時間を手にすることができるようになります。

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物流マーケティング塾・塾長 江島裕
TEL 090-3216-9648
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メッセージ-26「信頼は数とともに強固な形で確立される」

あなたは何がビジネスを安定させ成長させる要素かご存知ですか?

おそらく、色々なことを想像されると思いますが、最大の要素は1つしかありません。
それは、「信頼」です。

多くの人は商品のレベルを上げれば、価格も上げて当然と勘違いしています。

ところが実際には、信頼ないのに商品のレベルを上げたところで、その商品が売れるものではありません。
ただ、逆に信頼さえあれば、価格が今の数倍であっても販売することは可能です。

なぜなら、「信頼の量=金額に比例」しているからです。

では、この信頼とはそもそも何なのか?
それは、3つあります。

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1・小さな成功体験
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人は他人ではなく、自分の成功体験を実感した時に始めて、信頼を感じるようになります。

ただそれは、大きな成功体験である必要はなく、たとえ小さい成功体験であっても、
確実な実感に勝るものはありません。

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2・権威からの紹介
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人は、信頼ある権威からの紹介を信じてしまいます。
これは、「信頼の移管」と呼ばれ、信頼は移動する性質があります。

そのため人は、自分の信じている権威からの紹介があると安心して、
あなたのことを信用するようになります。

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3・実績
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実績は、その人の過去そのものです。

そのため人は、相手の実績を見れば、どのような経歴の持ち主なのかが一瞬で分かり、
信頼できる人なのかどうかを客観的に判断します。

そして実績というのは、その分野における専門家という証明にもなります。
ですから、実績は増えれば増えるほど、信頼を強固なものにしてくれます。

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新しい挑戦は、既存客から
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だから新商品を開発した際に、
いきなり新規のお客様に販売するような、無茶をしてはならないということです。

商品自体が完成したからといっても、それは、本当の意味での完成ではないのです。

ここで大切な考えは、「新商品は既存客から」という考え方です。

既存客、もっと言えばあなたのファンのような人にまずは、テストしてもらうことです。
もしくは、はじめのうちは特典のような形で、無料プレゼントしてもいいかもしれません。

その対価として、商品を使った感想やお客様の声をもらいます。
それが実績となり、商品のクオリティーをあげることに繋がります。

だから、あなたが未知の新規客に、商品を作り販売しようと企んでいるとしたら無謀です。
それは、もはやビジネスではなくギャンブルの領域です。

ぜひ、あなたの濃いファンに協力してもらい、一緒に商品を完成させてください。
これは、一見遠回りしているように見えるかも知れません。

でも、この方法こそ商品を最短で完成させるための、唯一の戦略です。

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物流マーケティング塾・塾長 江島裕
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メッセージ-25「新しいことに取り組む条件」

2020東京五輪は、一都三県における無観客開催が決まりました。
これで、「もうダメだ」、
というわけにはいかないでしょう。

「いろいろな制限があったけど、良かった」、
となるように、我々にもできることが何かあるはずです。

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多くの人は、今の取り組みが悪化すると、それを打開するために、
新しい取り組みに目を向けるようになります。

もちろん、新しい取り組みというのは非常に大切なことではあります。
しかし、これからお話する条件を見過ごすと、よくなるどころか逆に悪化してしまうので、注意が必要です。

では、その条件とは何か?

それは、「あなたの状態」です。
この状態とは、お金、感情を含めた今のあなたの状態が新しい取り組みに影響を与えます。

「えーどうして関係ないでしょ」と思うかもしれませんが、大ありです。

たまに、今のビジネスや取り組みが上手くいかなくなると、
その打開策として次の施策を取る人がいますが、それは間違いなく失敗します。

なぜなら、新しい取り組みというのは、誰が行っても時間がかかるからです。
その理由は、知識、経験、スキルをマスターするための時間が必要だからです。

これは、能力が低いからではなく、どんな天才が行っても新しいものには、時間がかかってしまうのです。
だから、新しいことを行う際には、余力があるときに取り組まなくてはいけないのです。

お金、感情、労力、時間すべてにおいて、余力が必要です。

だから、間違っても上手くいっていないときや、余力がないときに行ってしまうと、
一気にビジネスが下降することになります。

では、どうしたら次の施策を講じ、打開策に出会うことができるのか?

それは、今まで行ってきた得意なことに集中し、少しでも余力を作ることです。
それが、新しいことを始める際の最低条件です。

この余力がない間に行ってしまうと、取り返しのつかないことになります。
なぜなら、この期間は、お金を生むことがないからです。

しかし、余力で行えば現状が悪化することはなく、上昇する以外道はありません。

だから、あなたも新しい取り組みを行いたい、と願うのであれば、
まず始める前に、自分の状態を把握した上で、取り組むかどうかを決めてください。

ここを間違えると、現実がよくなるどころか悪化します。

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新規開拓をするなら
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1)新規開拓の基本姿勢

・仕事に対する並々ならぬ熱い思い
  基本的にここが原点です。
  仕事というのは、天命のことであり、天職です。
  そう思っているかどうか、が問われています

・ビジネスマンとして多くの人に、チャンスを与えている
  マーケッターであれ、セールスマンであれ、
  顧客に何らかのチャンスを与えているのです。

・関係性は維持すべきもの
  新規開拓のアプローチに失敗したからといって、
  もう2度と行くものかと、臍をんでいては、失格です。
  
  逆境ではなく、順境な時に、関係性が問われています。

2)新規開拓に求められるもの
 
・やる気
  当たり前すぎますか?
  ここで問いたいのは、レベルの高さ・純粋さ・熱心さです。
  
・学びの精神
  新規開拓は契約受注するばかりではなく、調査、テスト、教育です。
  要するに、学びのチャンスなのです。

・人徳
  上手くいかないのは常。
  そこで、「偉大なる常識人」かどうか試されます。
  自分の心を統御するための「砥石」なのです。

3)新規開拓における使命

・彼我の本当の狙い・事業目的の接点を探る
  ヒアリングの達人になってください。
  相手と自社から、どれだけ正しく情報を掴むかに懸かっています。

・コンサルティング
  相手方の病巣を治癒すること。
  ほんとうに救うために、やれることは全て投入する。

・自己犠牲
  従順さがあるかどうか。
  先を見ているか。

3×3の9項目のチェックリストにしてみました。

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物流マーケティング塾・塾長 江島裕
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メッセージ-24「気遣いできる人」

あなたは、気遣いができる方だと思いますか?

もし、「いやーまったく出来ません」というのであれば、
ビジネスで成功することは、ほぼ不可能です。

なぜなら、「気遣い=気づける人」だからです。

そして、ビジネスにおいて気づけない人は、アイデアを出すことはできません。
すべてはプロセスをつくるアイデアなのです。

打開策を講じる前には、必ず原因や要素があります。
その要素の1つが、「気づく」ということなのです。

ただ、この気づくというのは、後天的なものなので訓練次第です。
訓練次第でいくらでも、上達させていくことは可能です。

では、どのように訓練していけばいいのか?

それは、日々の生活の中でできてしまうほど簡単です。

例えば、タバコを吸う人がチームメンバーにいたとします。

ミーティングをしたり、長時間移動する場合、タバコを吸う時間をどのタイミングで取ればいいのかを推定することができます。

他にも、お客様が日頃飲んでいる飲み物を観察していれば、事前に準備することができます。

これらに共通していることは、何か特別なことをしなくても、相手を注意深く観察していれば見えてくるということです。

さらに強烈な方法は、相手が「お金を使っているものに着目」するということです。

健康を気にしている人にお土産を渡す際、何をプレゼントしていいのか悩むと思います。

が、その相手を観察し、何にお金を使っているのかを見れば答えが見えてきます。

たまに、ミシュランシェフが作る入手困難のスイーツなどを手に入れ、お土産にする人がいます。

気を付けなければならないのは、人によっては、迷惑になるケースがあるということです。

なぜなら、お金持ちは特に「砂糖は毒」だという戒めを持っている人が多いので、そんな人にスイーツを持って行ったら、嫌われてしまうことになるからです。
だから、安全なのは、すでにその人がお金を払っているものを、代わりに行うのが一番だということです。

このように、気遣いとは、相手を観察し気づけるかどうかだけです。
この視点が持てる人は、ビジネスを大きくしていくことができます。

ですが、この「気づく」ができない人は、ビジネスには向いていませんので、崩壊する前に、気づく訓練をしてください。

それだけで、一生安泰といっても過言ではありません。
その為のコツは、「習慣化」です。

習慣化に関しては別に述べましょう。

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マーケティング・マインド(7月)-24,25,26,27,28

マインド-28「お金で買えない人脈をつくる」

お金では買えないものの1つに、人脈があるという話です。

人脈ってふだん意識しているでしょうか?

私も駆け出しの頃は、出来るだけ幅広く付き合いを拡げたいという感じで、色々な交流会とか出ていました。
展示会にもです。

それって何か役に立つんですか?と、質問というより、呆れられてしまうでしょうね。

「名刺交換会などで形成された知り合いって、どうなんでしょう?」
「今、一つでも何かの形になってるものってありますか?」
って、他人に言われるというより、自問自答していました。

マーケティングを勉強し始めた頃は、とくに凹みました。
こんな事をしていて、いいのかって。

一網打尽というのが、当時のマーケティング理論でしたので、
「そんな、お客様になり得ない人たちの名刺を1枚1枚集めてどうするの」
って、自分に問い掛けていました。

それでも、どんな名刺であろうとも、
・1枚1枚集められる、名刺交換してもらえる、
・時間がつぶせる
・展示会は何かの勉強になる
というので、よく、彷徨っていました。

でも、よくしたもので、
うさん臭い名刺交換会やら、なんちゃら展示会やらに行って、名刺をばーって配った中に、
必ず、何人かは逆に連絡してくる人がいます。

これ、わかると思うんですけど、そんな私にでも誰かが頼ってくるとするじゃないですか。
そうすると、ちょっと悪い気にはなりませんよね。

多くは、
新しく営業担当に就任しましたとか、
誰かその、お客さん紹介してください、
っていうふうに。。

そうした時に、その人っていうのは、担当者になったばかりで、
どんな仕事をするかも分からないですし、
どんな実績があるかも分からないし、
ぜんぜん不明ですよね。

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仕事を差し出す
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で、特に、知り合ったばかりだと、その人がどういう仕事能力なのかも、分からないのです。

たしかに、ちょっと怖いとは思いますね。

でも私は、そんな人がわざわざやって来たら、仕事を紹介しますね。
あちこち、連絡してあげます。
ふつう考えたら、怖くて出来ないですけど、お客さんや仕事を紹介します。

で、そこで何かトラブルがあったら、私の立場が悪くなっちゃうわけじゃないですか。

にもかかわらず、どんだけ頑張る人なのか分からないけど、
最初は頑張るだろうと思って、仕事をやってもらうのです。

すると、相手も「裏切れない」っていうことなのか、すごい根性を見せるんですね。
人脈ってそういうふうに形成されるものだと思っています。

想い起こせば、多くの人とそういう出会いました。
実際は仕事をやってもらわないと分からないというのが、真実ではないでしょうか。

何か結びつく人もいるし、それっきりという人もいます。

でも、大和ハウス工業やらCREの前身やら、ニ
チユとかマテハン各社の担当者とは、多くは展示会で出合いました。
そこで、展示パネルの前で突っ立っているだけで、
説明もろくにできないような、新人さんや新任さんでした。

お互いに「行くとこが無い」という、それぞれの会社の厄介者です。
「行くとこがないなら、会って情報交換でもしましょう」
そんなしょうもない動機で繋がった人たちです。

そんな彼らでしたが後に、私のマスターマインドになった話はよくご存知かと思います。

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自らつくり出すしかない
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私の場合はもともと、人脈なんて何にもないのです。

自分が駆け出したばかりの時なんて、紹介者なんていないじゃないですか。
業界の片隅で、ポツリと佇んでいるポジショニングです。

ところが、物流業界の人たちってすごいのです。
同業同士でよく交流するのです。

しかも、上座の業者さんほど、よく交流してきてくれるんですね。
例えば、私の話でお馴染みの、日通さん・日立物流さん・センコーさんです。
「えーっ」て感じですか?
ライバルとか言っていますが、要するにいじっているだけです。

彼らは何故か、よく連絡してきて、よく会って情報交換をしました。
というか、記憶にも残らないような話をしました。

私がまだ20代の頃でしたが相手は50代という、親子みたいな感じでした。

おそらく、彼らにとっては暇つぶしだったと思います。
どう見ても、社内の女子事務員さんとかに、疎まれているようなタイプの人たちです。
会社内では居場所がないような人たちです。

新宿駅近くにオフィスを構えていたので、来やすかったというのも、理由の一つかと思います。
私はそれで、いつでも歓待しました。

サラリーマンのお小遣いを浮かすという、セコイ作戦だったのか、よく、ランチを奢ってもらいました。
今思えば、「領収書大丈夫だったのかなぁ~」という感じです。

しかも、システムとかそういう、業界の暗部に詳しい人というポジションを得たのです。
相手が「知らないこと&詳しくないこと」に対して、
「説明してあげ&相談にのる」っていうのが一番いいのです。
じっさいには、私はけっして、優れた物流システムの専門家という訳ではありませんでした。

それでも、
・日本IBMの公認SE
・会社のホームページを自作
・幸栄システムとコラボして業界初のTMSを作成
という、わざとらしい『実績』が、人々に奏功したのかと思います。

それで、「システムの相談に」とか、「物流システムの最新情報を得に」とかの大義名分で、
「江島さんの所に行ってきます」といって、出かけられれば、彼らも御の字だったのです。
そのための、ちょっと突出した部分を形成しておく必要があります。
それが『認知』です。
同業者の営業マンが、私と会うための口実です。

で、これが、お金では買えない人脈になるんです。
一気に無名の若者から、ちょっと知る人ぞ知る存在になったのです。

だから、お金じゃないんですよね。

・・・・・・・・・・・・・・

2020東京五輪の開会式で、会場のボランティアスタッフに配られた4000食ものお弁当が、
賞味期限前に廃棄されたというのがニュースになっていました。

なぜ食べられなかったというと、「忙しくてそれどころではなかった」ということです。

誰も本心は語らないでしょうけど、私が見るに、おそらく、開会式の会場周辺にあったのは、『怒り』。
要するにこれは、ボランティアの方々の、「ハンガーストライキ」だと思います。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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マインド-27「進化したければ勉強を止めない」

あなたが、常に進化したければ、勉強を止めてはいけません。

仕事に関するだけではなく、人間関係や健康もすべてです。

ただ、この類の勉強は、勘違いしている人も多いかと思います。
・本ばかり読んでいて、実践しない人
・ネットだけで、情報や知識を得たと感じている人
・勉強していればいつか報われると思っている人

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目的と手段を取り違えるな
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勉強のための勉強になってしまうと、成果が出ません。
無目的もいけません。

時間の無駄になります。

仕事で使うかどうか、分からないような事項を、勉強している暇はないはずです。

目の前の解決に役立つことに時間を使って下さい。

いつか使う分からないものに、時間を裂くのは趣味と同じです。

これは勉強と言うの名の「娯楽」です。
これでは、あなたは報われません。

そうではなく、仕事を上手にこなしたいのであれば、仕事をこなすための勉強をして下さい。
そして、健康に不安を持っているのであれば、健康や病気や治療について勉強して下さい。

人間は、学ぶことをやめた瞬間、退化します。
常に変化し続けない限り、退化します。
そして、何度も言いますが、今、必要なことだけに、集中的に取り組んで下さい。

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当てはまらない情報などない
===================

世の中、多くの情報が溢れています。

それは、情報という形で公開されていないかもしれません。
でも、それはあなたの受け取り方次第。

構成を勉強したければ、映画を見るだけでも勉強することは出来ます。

ただ、その映画を娯楽として見るのか、それとも、構成を学ぶために見るのかだけの違いです。

そう、すべてはあなたが何を吸収したいかによって、見える世界が異なると言うことです。

そして、今すぐ売上を上げたいとしたら他の業界の成功事例を真似る事です。

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気づけるかどうか
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同じ業界ばかりを追うから競争が激化し、事態の悪化を業界全体で招いているだけです。

でも、考えてみて下さい。

業界自体は、低迷していたとしてもその中には、必ず成長している会社もあります。

それは、特にサービスを売っている人はそう感じると思います。

0円で行っている人もいれば、100万円で行っている人もいる。

しかし、サービス内容は大差ないにも拘らず、現実として、これだけの差が生まれているのか?
なぜこんなことが起きているのか?

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目を開け
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それは、「目の問題」です。

今までの常識にとらわれ衰弱するのか、それとも変化を見抜けるかの違いです。

もし、他の業界で上手く行っている実績があれば、取組みを検討べきでしょう。

殊にあなたが、現状に不満を持ち、変りたいと思うのであれば、
その閉ざした扉を開けない限り、新しい扉を拓くことはありません。

そう、すべては見方・考え方次第です。

視点を変えるだけで、世の中、すべてのものが学びの場となります。
見方の背景になっているのは、何を学んだかです。

あとは、それに気づけるかどうかだけです。

・・・・・・・

先週(金)に公開されたばかりの、細田守監督の『竜とそばかすの姫』を観てきました。

他人と話をすることもできない高校生の少女が、
インターネット上の仮想空間で、
天使のような澄んだ歌声を響かせます。

歌を超えた何か!
その圧倒的なバイブレーションが、胸にぐっと迫ってきます。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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マインド-26「見込み客リストへの有効なアプローチ法」

ビジネスの多くは、「今すぐ」のお客様の方が売上がすぐに立つので、目が行きがちなのですが、
実は、「今すぐ客」の何倍もの大きさを秘めているのが、「見込み客」なのです。

私の敬愛するマーケッター、ダン・ケネディは、
「いろいろなプロモーションをやったり、コピーライティングをしたりするが、
最終的に狙っているのは、濃い見込み客リストを作ることだ」
と語っています。

繰り返しますね。
「濃い見込み客リスト」こそバックエンドなんだ!、と。。

しかし、多くのビジネスマンは、この見込み客を「濃い見込み客リスト」に変える方法を知りません。

例えば以前に、講義で説明した「無料オファー」戦略についてです。
・無料のPDF
・チェックリスト
・eBook
・ホワイトペーパー
これらは、相手のメールアドレスと交換するための、有形コンテンツです。

マーケ塾のみなさんには、ぜひ無料オファー戦略を試してみて欲しいのです。
物流業界では、そうとうウケると思うのです。

ダメでしたという人によくよく話を聞いてみると、それもそのはず、
「既存客」に無料オファーをプレゼントしたというのです。
しかも、巻末で、アップセル商品を紹介するセールスページにリンクさせたというのです。

これでは、せっかくの手法も効果が出るわけがありません。
結果はゼロ。当たり前です。

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集客導線を作れ
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このように戦略の表面だけをどこかで聞いてきて、試す人がいるのですが、
それだけ持ってきても意味がありません。

効果を出したければ、部分だけではダメです。
相手をおびき寄せる作戦なのですから、よく知っている既存客に試してどうしたかったのでしょう?

では、この無料オファーはどのように使うと効果が出るのでしょうか?

それは、現時点のお客様にではなく、見込み客へのアプローチ=掘り起しとして使います。

マーケ塾のみなさんに手っ取り早くして欲しいのは、『休眠リスト』に対するアプローチです。
現在も生きているのか、それとも枯れてしまっているのかを、無料オファーを使うことで判定できます。

多少でも、「認知」と「信頼」が残っているか、分かるというものです。

当たり前ですが、この休眠リストに、いきなり無料オファー以上のものを出しても反応はありません。

休眠というぐらいなので、オプトインメールを出すことからスタートします。

オプトインとは、ここでは、無料オファーを受け取ってもらうため、
「受取りOK」の返信をしてもらうことを指します。

・「ご無沙汰しております」の挨拶と、近況を確認する文言を並べ、
・最後に「無料オファーをプレゼントします」と続き、
・「受取りOK」の意思表示として、
・【ここをクリック】というURLを付けます。

それにしても、休眠リストを改めて眺めてみると、登録した事すら忘れている人もチラホラ。
自分がそうなんだから、相手にしても同じように忘却の海に沈んでいることでしょう。

そんな忘れ去られた ”薄い ”関係の見込み客が、いきなりバックエンド商品を買うはずありません。
それを掘り起こすのが、無料オファーです。

リスト属性に関しては、
・同業なのか、荷主候補なのか
・経営者なのか、従業員なのか
・エリア内なのか、エリア外なのか
ということに分別します。

あとは、それら属性グループ単位でオプトインメールを送信し、リストが生きているかを確認します。
メール配信システムを使えば、未達かどうかの判断もつきます。

その為にも、リストは必ず分けることをお勧めします。
そして、その属性にあった内容を送るだけで反応率が大きく変わります。

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コピーライティングより大事なこと
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この見込み客リストの活用次第で、ミドルエンド商品やバックエンド商品へのアプローチが容易になります。

見込み客へのアプローチに有効な方法=それが、無料オファー戦略なのです。

そこから、その人との関係性を構築し、小さな実績と信頼を作り、リピートに繋げます。

メール配信と聞くと、すぐに「文章が苦手です!」という人がいます。
ところが、文章云々はまったく関係ありません。

一言でいえば、コピーライティングよりセールスマンシップということです。

営業で、言葉に詰まり、言い間違えても成約にはさほど影響はないことでしょう。

文章もこれと同じで、誤字脱字など、よく考えてみれば小さなことです。

そう、営業で大切なのは、相手に幸せになって貰いたいというマインドです。

1・相手の悩みを引き出す
2・原因を模索する
3・解決策も模索する
4・実施するための方策を設計する

これらセールス行為を代替しているのが、無料オファーという
名のお助けコンテンツ、お役立ちライフハックなのです。

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はじめに言葉ありき
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そう、「無料オファーこそ、セールス行為なのだ」だと分かれば、何をすべきかはっきりして来ますね。

何より大切なのは、メールだけで気持ちが伝わること。

だから、「言葉」が大事なのです。
「キャッチコピー」に関しても同じく大事です。

その一言を聞いて、「もっと話を聞きたい」と思われなければ、
それは、キャッチコピーの役目を果たしていません。
あなたが考えたキャッチコピーは、チラシのいい場所を占領した単に邪魔な存在に成り下がるだけです。

1・キャッチコピーは、相手の心を掴むことです。
掴めないようなものはキャッチコピーとして価値ありません。

2・キャッチコピーは、興味を抱かせ、無料オファーを読んでもらうのが最大の役目です。
綺麗な言葉、綺麗な文章では意味がないのです。

3・メールもその中身を読むことで、欲しいなと思われなければ、ただの迷惑メールです。
無料オファーのお知らせでも、同じです。

というより、無料オファーは有料のものより、むしろ価値あるものである必要があります。
何故なら、「タダほど高いものはない」と、相手も予防線を張っているからです。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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マインド-25「肝心なことが継続できない理由と対策」

高校生のころに聞いたこんな話があります。

『魚をあげれば、お腹を満たす事は出来る。
しかし、魚の釣り方を覚えない限り、一生お腹を空かすことになる。』

多くの人は、すぐに目の前にある魚を欲しがります。
いわゆる、ノウハウです。
そのやり方さえ教えてもらえば、稼げるようになると。

しかし、これは目の前に置いてある魚の、料理の仕方を学ぼうとしているのと同じです。

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ノウハウ収集家
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目の前にある魚に手を付けるのではなく、自分の力で魚の釣り方をマスターしない限り、
一生、目の前に魚が来るのを待たなければいけません。

これでは、いつまで経っても楽にならないし、稼ぐことは出来ません。

では、なぜ多くの人はノウハウだけ聞いて、魚を釣る方法をマスターしないのか?

それは、魚を釣るのが大変だからです。
たしかに実践するのは大変だと思います。
だから、目の前に来た魚を、お金を出して買えばいいと思っているのです。
でも、会社に勤めている間は、購入費用は会社持ちだから、自分の腹は痛まないのです。

したがって、ノウハウだけは聞いて、自分ではやらないようになってしまうのです。

それが、自分の好きなことや元々やっていた事にマッチしていればいいのですが、
大半の人はそんな偶然はありません。

ということで、目の前に美味しそうな魚がやってくると、手を出してしまうのです。
それが、干からびて廃棄寸前のものだとしても。

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実践の逆説論
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では、どうしたいいのか。

思考を逆にすればいいだけです。
まず、「Why」が来る。
次に、「How」
最後に「What」

この順番が、逆になると、ビジネスでは稼ぐことは出来ません。
そして、あなた自身も同じと言えます。

もう少し具体的に見ると、先に失敗する順番を例にしてみます。

1.What(この○○ビジネス儲かりそうだな)
2.How(どうやってやるのかな)
3.Why(とりあえずやってみるか)

そうこんな風にスタートしていては、上手く行くはずがありません。

おそらく、他人の儲かったという話をただ追いかける羽目になるだけです。
それで上手くいかないで、やり方をどうするこうすると、
カタチにこだわってしまい、先に進めないでしょう。

時間ばかり懸かってしまい、精も根もお金も尽きてしまい、元鞘に収まるだけです。

では、これを逆の思考で考えるとどうなるか見ていきます。

1.Why(自分はこれを世に広めたい)
2.How(その為にはどうすればいいか)
3.What(この○○ビジネスが最適だな)

この「WHY(なぜ)始めるか」を、まずは決めないとダメなのです。
HowやWhatから手を付けると、始めた理由がないので、少し躓くとすぐに諦めることになります。

しかし、「なぜ自分はこれをやりたいのか」が明確になると、それが叶うまでやり続けることになります。

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人生の中にある痕跡
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仮に、あなたが今まですぐに諦めてしまっているとしたら、
それは、あなたが目の前に来たどうでもいい話に手を出していたためです。

・マイホームが欲しい
・出世がしたい
・高級な腕時計が欲しい
・家族で海外旅行に行きたい
・資格を取りたい
・有名な大学に行きたい
・大きな取引を成約したい
・会社を大きくしたい

こんなことを漠然と考えているかも知れませんが、これらは、何かのHowでありWhatなのです。

もし、本気で成就したいならば、あなたの中にあるWhyを、突き止めることです。
Whyを掴んでください。
これが、やる理由となり「決意」になります。

ちなみに私の場合、Whyは案外、
・他人にほめられたいとか、
・バカにされたくないとか、
シンプルなものだったりします。

意外にチンケなやつでしょ。

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Whyを核分裂させる
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でもそのWhyのエネルギーは莫大です。
それって、あなたが「生きている意味」だからです。

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原子核は陽子と中性子で構成されていますが、陽子と陽子はお互いに反発し合っています。

中性子は、論理的に陽子と陽子の間に緩衝材的な存在・中性子があるだろうとの予測から発見されました。
(すいません、発見した人の名前をど忘れしてしまった。日本人です)

普段は、この陽子と中性子を結びつけている力を核力といい、
陽子どうしが反発しあう電気的な力のおよそ100倍もの力で引き付け合っています。

核分裂とは、質量の大きい原子核を2つに割ることですが、
割ったあとでその2つを足し算しても元の質量とイコールにはならないのです。
目減りしています。
割れた際に減ってしまうからです。

減った質量は何処にいったかというと、それはエネルギーに変換されていたのです。(特殊相対性理論)

エネルギーの正体は無理矢理引き離された核力です。
この失った質量1グラムのエネルギーは実に、石油2150トンに相当するのです。
(ブログ物流展望『神の光』から抜粋)

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人生で追いかけていたけど、もう諦めてしまったものは、すべて、この原子核と同じです。

これを2つに分裂させて、中のWhyを発見するとき、あなたの中に莫大なエネルギーが生まれます。
制御しないと、あらぬ方向に放出されます。
でも、これが、肝心なことを継続する源泉になるのです。

今でも何かを追いかけているなら、それは間違いなく、あなたの原子核です。
微熱を持っているのです。
それは何か?

というか、それがあなたの世界観をつくり出しています。
先日、お話したように、3つの世界観を映し出してくださいね。

そして、今あなたが取り組んでいる仕事が、
その核に向かっているなら、いつまで経っても続けられるのです。

HowやWhatは、そこに導く手法とプロセスでしかないのです。
山の頂に至る道は何本もあるのです。
しかし、山頂はひとつです。

もう一度、3つの世界観を自分に問いかけてみて下さい。

※※おまけ※※

先日出した課題の内、ブレインダンプはやらならなくても結構です。
いつか、宿泊研修でやりましょう。

それに代わるものとして、下記を試してみて下さい。
20分程度で終わります。

性格タイプを知るテストhttps://www.16personalities.com/ja

それで、個別面談の時に、何者だったか教えてください。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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マインド-24「目標・目的を意識しなければ成功しない」

目標が決まっていないと目的地に到着は出来ません。

しかし、多くの人は出発してから目的地を探し始めます。
そして、事に当たっている最中に、面白そうな別の仕事が見つけてちょっと手掛けてみる。

これでは、はじめにどこに行きたかったのか、どうなりたかったのかを見失っています。

そんな風に仕事をしていたら、結果的に観光地のパンフレットばかりを貯めることになるだけでしょう。

暇つぶしやリフレッシュで旅行するのではあればもちろんそれでもいいのですが、このような事をビジネスでっているなら、大変です。。

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目標と目的を分けて考える
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たしかに、始めから100%先が見えていてビジネスを行っている人はいません。

しかし、上手く行かせる方法は存在します。
それは、「目標と目的」を分けて考えることです。

目的は、大きな方向性。
目標は、その目的に達するまでに通過する点。

当然、方向性が決まっていなければどちらに向かっていいのかすら分かりません。

ですので、まずは、この方向性を決めることです。

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達成期限を設定する
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次に、目標を達成する為のプロセスを決めます。

いつまでに何々をすると、その個々の目標に達成期限を設定する必要があります。

しかし、目標に達成期限が存在していないと、誘惑情報に惑わされ、いつまで経ってもゴールに着く事は出来ません。

そして大事なのは、目標を通過する度に数値が未達ならば、プロセスを修正して行けばいいのです。

その際に重要なのが、問題ばかりにとらわれず、プロセスを修正することです。

ビジネスが、始めから障害なく上手く行くことはありません。

その障害にあたった時にどうするか。

上手く行かない人は、他人のせいにしたり、問題や問題の原因ばかりにフォーカスします。

そうではなく、どうしたら自分の決意したゴールに辿り着くか、どうしたら最短・最速・最善で達成できるかを考えていきます。

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魔法の言葉
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常に、最短・最速・最善を心掛けてください。

それを実現する方法は、「質問の仕方」です。
これは問題解決する為の「魔法の言葉」となるので、忘れないでください。

壁に当たったら、こう自分に質問してください。

「どうしたら、上手く行くのか?」と。

昨年も、「魔法の言葉」を教えましたね。

「他にもっと出来ることはないか?」

根底にあるものは同じです。
自分に問い掛けをし、自分の中から答えが湧いて出てくると信じることです。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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