メッセージ-27「考えておきたい自動化と仕組化」
======================
自動化させる際の注意点
======================
あなたは、自動化ということを聞いて、どう感じますか?
怪しい?
それとも、羨ましい?
ビジネスを大きくしていく上では、どんな業種業態であっても、自動化をしていく必要があります。
例えば、
マクドナルドの社長は、店舗に来てハンバーガーを焼いているでしょうか?
おそらく、バイト君が焼いているのであって、社長ではないはずです。
では、そのバイト君は、ハンバーガーの焼き方を研究したり、改善したりするでしょうか?
もちろん、研究しませんし、変えることもありません。
だからこそ、バイト君でもハンバーガーを焼くことができるのです。
これは、マクドナルドが決まった形
:自分たちの勝ちパターンを持っているからこそ、アルバイトに任せることができているのです。
これが「自動化」です。
多くの人は、自動化というと、機械やツールに任せることをイメージするでしょう。
確かにそれも、自動化の1つです。
しかし、
それは、あくまで自動化の1つであってすべてではないのです。
だから、バイトやパート、外注にお願いしても、
「高いレベルで“出来上がり”を再現する」ことを可能にしなければならないということです。
==================
書類の手作りから始めよ
==================
では、私の場合、たとえば書類や文章は、どのように“自動化”しているのか?
はじめの1つだけは、完全に手作りです。
そして、1回で終わりにさせることはなく、手作りした成果物は保存します。
そのことによって、すべて資産にできるのです。
要するに、「使い回す」のです。
ここが自動化させるコツでもあります。
なぜなら、自動化というものは自分の勝ちパターンを、何度も同等のレベルで再現することです。
でなければ、信頼をかち取り、信用を維持継続することはできません。
ましてや、お金を生み出すことはありません。
だから、ポイントは「自分の勝ちパターン」です。
この部分が、非常に重要です。
他人の勝ちパターンではないということです。
他人の成功話にフラつくのではなく、まず自分の勝ちパターンを明確にし自動化の種を作ってください。
そうすることで、パソコンに向かっていちいちタイピングするという、
労働から解放されるでしょう。
そのようにして、自由に使える時間を手に入れながら、未来に時間を投資していくことが可能になります。
=============
仕組み化の前提
=============
これは、仕組み化も同じイメージです。
・組織
・リーダーシップ
・ビジネスモデル
etc…
色々あると思いますが、仕組み化を勘違いしてしまうと、労働時間ばかりに支配されることになります。
先日も高名なインターネットコンサル氏が、仕組み化を謳い文句に労働を虐げる提案をしていました。
それは、フェイスブックに毎日記事を更新したり、
メルマガでメッセージを送ることが仕組化になるというのです。
ただ、このようにネットやツールを使うことが仕組み化と誤解している人があまりにも多いのです。
単に、ネットを使っているだけで、毎日飛び込み営業しているのと変わりありません。
これでは、仕組み化とは呼べません。
仕組み化とは、自分が労力をかけずとも、勝手に売上げが上がるものを仕組み化と呼びます。
自動化のさらに上を行く概念です。
簡単に言うと、
スイッチを押したら、各パーツが自動で動き出し売上げが勝手に上がる:
それが、「仕組化」です。
だから、
それが実現できれば、機械やツールでなくともいいというわけです。
仕組みとは、昨日今日入ったバイト君でも、マニュアルを見れば作れるところまで簡略化することです。
となると、そのハンバーガー屋さんは、「人を採用する」ということが、事業のコア業務になっていくのです。
このように、
バイトやパート、外注先であっても「高レベルの成果物を再現できる」ことが売りなのです。
そして、そのところまでマニュアル化され、自動化されていてはじめて、
仕組み化ができていると言えるわけです。
=====================
マーケティングの仕組み化
=====================
それを抑えた上で、
マーケティングを実行していくための仕組みをどう構築かするか
についてお話していきます。
簡単に言うと、マーケティングの仕組み化とは、労働からの解放です。
要するに、先ほどの「人を採用する」というような、
始めに押すスイッチは、労力で押すしかありません。
ですが最終的にマーケティングでは、
・広告を出す
・広告で推す
・広告で推しまくる
ことを考えないといつまで経っても労働から解放されることはありません。
だから、
マーケティング行動の自動化を目指す、
あるいは、
仕組み化を構築したいと願うのであれば、
広告を出しまくる前提で業務を行う必要があります。
その前提がなく業務を行ってしまうと、仕組化と言いながら労働に支配されることとなります。
・ランディングページを作成する
・無料オファーを用意する
・ミドルエンド商品としてのイベントを準備する
これら一つひとつは用意するのが大変です。
ですが、これを結びつけて、活きた仕組みにするのは、
マーケティングにあっては、広告をするということなのです。
これら一つひとつが、実は広告の要素で出来ています。
ですから最後は、労働から解放され、大変さから解放される前提ですべてを構築してください。
そうすることで、最初のインプットだけで、売上と自由な時間を手にすることができるようになります。
====================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
TEL 090-3216-9648
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
====================================
メッセージ-26「信頼は数とともに強固な形で確立される」
あなたは何がビジネスを安定させ成長させる要素かご存知ですか?
おそらく、色々なことを想像されると思いますが、最大の要素は1つしかありません。
それは、「信頼」です。
多くの人は商品のレベルを上げれば、価格も上げて当然と勘違いしています。
ところが実際には、信頼ないのに商品のレベルを上げたところで、その商品が売れるものではありません。
ただ、逆に信頼さえあれば、価格が今の数倍であっても販売することは可能です。
なぜなら、「信頼の量=金額に比例」しているからです。
では、この信頼とはそもそも何なのか?
それは、3つあります。
=========
1・小さな成功体験
=========
人は他人ではなく、自分の成功体験を実感した時に始めて、信頼を感じるようになります。
ただそれは、大きな成功体験である必要はなく、たとえ小さい成功体験であっても、
確実な実感に勝るものはありません。
=========
2・権威からの紹介
=========
人は、信頼ある権威からの紹介を信じてしまいます。
これは、「信頼の移管」と呼ばれ、信頼は移動する性質があります。
そのため人は、自分の信じている権威からの紹介があると安心して、
あなたのことを信用するようになります。
=====
3・実績
=====
実績は、その人の過去そのものです。
そのため人は、相手の実績を見れば、どのような経歴の持ち主なのかが一瞬で分かり、
信頼できる人なのかどうかを客観的に判断します。
そして実績というのは、その分野における専門家という証明にもなります。
ですから、実績は増えれば増えるほど、信頼を強固なものにしてくれます。
============
新しい挑戦は、既存客から
============
だから新商品を開発した際に、
いきなり新規のお客様に販売するような、無茶をしてはならないということです。
商品自体が完成したからといっても、それは、本当の意味での完成ではないのです。
ここで大切な考えは、「新商品は既存客から」という考え方です。
既存客、もっと言えばあなたのファンのような人にまずは、テストしてもらうことです。
もしくは、はじめのうちは特典のような形で、無料プレゼントしてもいいかもしれません。
その対価として、商品を使った感想やお客様の声をもらいます。
それが実績となり、商品のクオリティーをあげることに繋がります。
だから、あなたが未知の新規客に、商品を作り販売しようと企んでいるとしたら無謀です。
それは、もはやビジネスではなくギャンブルの領域です。
ぜひ、あなたの濃いファンに協力してもらい、一緒に商品を完成させてください。
これは、一見遠回りしているように見えるかも知れません。
でも、この方法こそ商品を最短で完成させるための、唯一の戦略です。
====================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
TEL 090-3216-9648
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
====================================
メッセージ-25「新しいことに取り組む条件」
2020東京五輪は、一都三県における無観客開催が決まりました。
これで、「もうダメだ」、
というわけにはいかないでしょう。
「いろいろな制限があったけど、良かった」、
となるように、我々にもできることが何かあるはずです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多くの人は、今の取り組みが悪化すると、それを打開するために、
新しい取り組みに目を向けるようになります。
もちろん、新しい取り組みというのは非常に大切なことではあります。
しかし、これからお話する条件を見過ごすと、よくなるどころか逆に悪化してしまうので、注意が必要です。
では、その条件とは何か?
それは、「あなたの状態」です。
この状態とは、お金、感情を含めた今のあなたの状態が新しい取り組みに影響を与えます。
「えーどうして関係ないでしょ」と思うかもしれませんが、大ありです。
たまに、今のビジネスや取り組みが上手くいかなくなると、
その打開策として次の施策を取る人がいますが、それは間違いなく失敗します。
なぜなら、新しい取り組みというのは、誰が行っても時間がかかるからです。
その理由は、知識、経験、スキルをマスターするための時間が必要だからです。
これは、能力が低いからではなく、どんな天才が行っても新しいものには、時間がかかってしまうのです。
だから、新しいことを行う際には、余力があるときに取り組まなくてはいけないのです。
お金、感情、労力、時間すべてにおいて、余力が必要です。
だから、間違っても上手くいっていないときや、余力がないときに行ってしまうと、
一気にビジネスが下降することになります。
では、どうしたら次の施策を講じ、打開策に出会うことができるのか?
それは、今まで行ってきた得意なことに集中し、少しでも余力を作ることです。
それが、新しいことを始める際の最低条件です。
この余力がない間に行ってしまうと、取り返しのつかないことになります。
なぜなら、この期間は、お金を生むことがないからです。
しかし、余力で行えば現状が悪化することはなく、上昇する以外道はありません。
だから、あなたも新しい取り組みを行いたい、と願うのであれば、
まず始める前に、自分の状態を把握した上で、取り組むかどうかを決めてください。
ここを間違えると、現実がよくなるどころか悪化します。
===============
新規開拓をするなら
===============
1)新規開拓の基本姿勢
・仕事に対する並々ならぬ熱い思い
基本的にここが原点です。
仕事というのは、天命のことであり、天職です。
そう思っているかどうか、が問われています
・ビジネスマンとして多くの人に、チャンスを与えている
マーケッターであれ、セールスマンであれ、
顧客に何らかのチャンスを与えているのです。
・関係性は維持すべきもの
新規開拓のアプローチに失敗したからといって、
もう2度と行くものかと、臍をんでいては、失格です。
逆境ではなく、順境な時に、関係性が問われています。
2)新規開拓に求められるもの
・やる気
当たり前すぎますか?
ここで問いたいのは、レベルの高さ・純粋さ・熱心さです。
・学びの精神
新規開拓は契約受注するばかりではなく、調査、テスト、教育です。
要するに、学びのチャンスなのです。
・人徳
上手くいかないのは常。
そこで、「偉大なる常識人」かどうか試されます。
自分の心を統御するための「砥石」なのです。
3)新規開拓における使命
・彼我の本当の狙い・事業目的の接点を探る
ヒアリングの達人になってください。
相手と自社から、どれだけ正しく情報を掴むかに懸かっています。
・コンサルティング
相手方の病巣を治癒すること。
ほんとうに救うために、やれることは全て投入する。
・自己犠牲
従順さがあるかどうか。
先を見ているか。
3×3の9項目のチェックリストにしてみました。
====================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
TEL 090-3216-9648
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
====================================
メッセージ-24「気遣いできる人」
あなたは、気遣いができる方だと思いますか?
もし、「いやーまったく出来ません」というのであれば、
ビジネスで成功することは、ほぼ不可能です。
なぜなら、「気遣い=気づける人」だからです。
そして、ビジネスにおいて気づけない人は、アイデアを出すことはできません。
すべてはプロセスをつくるアイデアなのです。
打開策を講じる前には、必ず原因や要素があります。
その要素の1つが、「気づく」ということなのです。
ただ、この気づくというのは、後天的なものなので訓練次第です。
訓練次第でいくらでも、上達させていくことは可能です。
では、どのように訓練していけばいいのか?
それは、日々の生活の中でできてしまうほど簡単です。
例えば、タバコを吸う人がチームメンバーにいたとします。
ミーティングをしたり、長時間移動する場合、タバコを吸う時間をどのタイミングで取ればいいのかを推定することができます。
他にも、お客様が日頃飲んでいる飲み物を観察していれば、事前に準備することができます。
これらに共通していることは、何か特別なことをしなくても、相手を注意深く観察していれば見えてくるということです。
さらに強烈な方法は、相手が「お金を使っているものに着目」するということです。
健康を気にしている人にお土産を渡す際、何をプレゼントしていいのか悩むと思います。
が、その相手を観察し、何にお金を使っているのかを見れば答えが見えてきます。
たまに、ミシュランシェフが作る入手困難のスイーツなどを手に入れ、お土産にする人がいます。
気を付けなければならないのは、人によっては、迷惑になるケースがあるということです。
なぜなら、お金持ちは特に「砂糖は毒」だという戒めを持っている人が多いので、そんな人にスイーツを持って行ったら、嫌われてしまうことになるからです。
だから、安全なのは、すでにその人がお金を払っているものを、代わりに行うのが一番だということです。
このように、気遣いとは、相手を観察し気づけるかどうかだけです。
この視点が持てる人は、ビジネスを大きくしていくことができます。
ですが、この「気づく」ができない人は、ビジネスには向いていませんので、崩壊する前に、気づく訓練をしてください。
それだけで、一生安泰といっても過言ではありません。
その為のコツは、「習慣化」です。
習慣化に関しては別に述べましょう。
====================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
TEL 090-3216-9648
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
====================================